コマンドライン、ライブラリー関数

構造体の利用のプログラムを変更し，一人分の学生のデータ（番号，３科目の得点）を コンソールからコマンドラインで入力し，構造体に格納した後， 平均，最大値，評価を表示するプログラムを作成しなさい． 課題１で使用した構造体変数を必ず１つ用いること． また，以下のような実行例になるようにプログラムを設計すること．

実行例

%mondai 1005 10 97 0  
Num:1005 Math:10 Chem:97 Physics:0 Ave:35.666667 Max:97 Grade:B

ライブラリー関数：
配列にchar型として格納された値をint型変数として使用するには，ラ イブラリー関数 atoi() を使用します．

例えば，char a[4]="123"; のように文字列に '1','2','3','\n' として格納された値をint型変数 b に変換して代入するには， 配列の先頭ポインタを関数 atoi() に渡して

b = atoi(a);

とすれば，bに整数としての 123 が格納されます．

注意点：

• 関数 atoi()の使用には，ヘッダの読み込み #include <stdlib.h> が必要です．
• コマンドラインからの入力を参照するために使用する argv は， 各文字列へのポインタ型配列 またはポインタへのポインタ として宣言することに注意．